ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

外人部隊フォスター少佐の栄光

 

んんんー? これってこういうオチでいい話なの? ちょっとよくわかってない。

はいはい考古学だよねー大英帝国に対抗してルーブルの博物館を充実させなきゃねナショナリズムだよね、という感じでアフリカを舞台にすると、まあどうしたって視点の置き場に困るわけで、これどういう気持ちで見たらえーのやろ。ジーン・ハックマンはジーン・ハックマンで単なる悪役憎まれ役かと思いきやけっこー今の視点から頷けることを言っており、いやまあ別に勧善懲悪である必要はないんだろうけどさー。そういう複雑な社会状況に置かれる中で外国人部隊として戦場に投げ込まれた主人公たちの人間ドラマ……にしては主人公の行動が滑りまくるというか、ヒロイックな行動のリアリティレベルがちょっと違う感じなんだよなー。ってか最後、なんとなく流れで立場受け継いじゃってません?

とまあ、終始どういう感じで見たら良いのかわからんストーリーではありますが、ラストのアラブ人との戦闘はなかなかたっぷり迫力があって良かった。あーこうやって突撃で防衛戦は突破されて乱戦になるのねーって感じ。いやウソではあるんだけれどもウソなりに迫力があるのはよろしい。

ってかあの地形、谷なのは発掘調査中だからしょーがないとしても、見張りもナシはあかんよな……