声の出演じゃないスティーヴ・ブシェミまじで久しぶりに見たわ。ってか恰幅の良い役全然似合ってねーなスティーヴ・ブシェミ。
こういう映画って「なんで英語でしゃべってんの?」という疑問が頭を離れなかったりするもんですが、この映画に限ってみればそのほうがだいぶ良いというか、むしろ毒づきひとつとっても明らかにオレの知っているロシア映画のロシア人とは違っていて、あーそういうリアリティレベルで見れば良い作品なのね、というのがわかって大変よろしい。ってか改めてロシアを舞台にした映画に見る寒々しさみたいなのって凄いなーと思う。なんなんだろうなああの寒々しさ。拷問施設の詰め込み感とか「ザ・ハリウッド」って感じで、アレ絶対狙ってやってるんだろうなー。
ってワケでぼーっと見ているだけでも「あーだいぶ脚色されて事実と違う作品になってんだろーなー」というのがわかってある意味誠実だと思いました。でもコメディを笑えるかというとちょっとよくわからん。もちろん題材からしてブラックユーモアであるのはわかるんだけれども、そこに作者の意図みたいなのがはっきり見えるとき、それにのってゲラゲラ笑えるかというとうーん、乗り切れないものがあるのも確かなんだよなあ。なんなんだろうこの感覚は。不思議。
