ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

 

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

 

うーんこれはいかにもクドカン監督作品って感じ。やっぱり映画の監督ってかんじじゃないよなーと思うがしかし、じゃあこの脚本を別の映画監督がとれるかというとやっぱ難しいだろーなーとも思うし、あとなんだかんだ映画として落とすべきところに落ちてる感じもするので、うーんまあこういう映画も良いのかなー。

しかし自分がクドカン脚本に求めてしまうのは軽妙なテンポと台詞の応酬だったりするので、そこらへんもっとくれ! と思ってしまう。何よりも長瀬力が足りない。鬼のメイクもまあわかる、わかるんだけどもったいない。見た目の作ったキャラに引っ張られて、この役者のナチュラル? な芝居の面白さみたいなのがちょっと薄い。ヒジョーに辛い。

他のキャストも色物揃いでさすがクドカン力だなーと思わされるものの、どーせ素で面白い人ばっかりなんだから、メイクとか控えめで見せてもらってもいーじゃんかーと思ったりもする。というか一番良かったのはダントツで死神だよなー。あんなのと爛れた生活送るのマジで最高だよなー。せっかくなんだしもうちょっとアパートの生活感はどうにかして欲しかったなー。なんなのあの雑に作った生活感。そうじゃないでしょあそこは……あと運命の女性に宮沢りえを持ってくるのはマジでズルいと思います。

まーその、なんだかんだ「ロックが好きなんだなあ」「楽しそうにやってるなあ」というのが伝わってくるので、それだけで全然良いと思いいました。