ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル

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こ、これは控えめに言っても必見のドキュメンタリーではなかろーか。めちゃくちゃおもしろい。っていうか先日の選挙前に観るべきだったよなー。

ブレグジットとトランプ大統領選の裏にFacebookから流出したデータが絡んでいる、ってニュースは確かにちらっと聞いてたし、ザッカーバーグが公聴会みたいなのに出ていたのも見かけた記憶があるけれども、まさかこんなことになっていたとはねー。FacebookとかTwitterとか日本でもガンガン使われてるんだし、もうちょっとちゃんと話題になってもいいと思うんだけど、いやー、暢気だなあ……。まあ、こんなんじゃネットの世界で勝てませんよね。

とはいえ先日の選挙でもやはり分断とかプロパガンダの影響とかはガンガン感じたところもあって、そこら辺についての知識を前もって持つことは重要になってくるのだろうなあ。まあ結局ここで問題になっていることは、情報の伝播速度が一気に上がったり情報発信のコストが下がったことで異様な化学変化を起こしちゃったけど、基本的には新聞やテレビのマスコミが機能しだしてからずっとあったことの延長線上の出来事だよね。基本的にはどうやって社会とコミュニケーションをデザインしなおしていく? という問題で、今更後ろに戻ることはできない性質のモノなんだろうけど、しかしこれ答えの見えない問いだよなー。自分の情報管理の権利があったところで、果たしてこれって根本的に解決しますか?

あと題材的にFacebookがメインの悪玉になっているけど、Google Apple Amazon んじゃああたりはどーなってんの? というのはフツーに思うよね。Amazonは顧客情報とかあるし、AppleなiOSがクソヤバそうだし、Googleに至ってはもうどこまで情報を持っているのやら……かといって今更GAFAがない時代には戻れないし、邪悪にならないことを祈るばかりじゃいかんのだろーなあこれ。