ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ボリス・ジョンソン-イギリスを口車に乗せた男-

 

ボリス・ジョンソンというかブレグジットの基礎知識が全然なく、知ってるのはCAの一見くらいだったもので、なるほどこういう人なのね、というのをゼロから学んでいる感じではあった。もうちょっとちゃんとニュース見ないとダメだよなー。

なんとなーく「このおっちゃんおもろいな」みたいな印象はあったわけだけれども、まあこの出自でそういう「おもろいな」と思わせるテクニックを磨き上げてきた人なのね。ドキュメンタリー内での立ち振る舞いも、いちいち面白くみえるからなー。ボリスがマスコミからのし上がった、というあたりの話がめちゃくちゃ納得感があって、あーやっぱりトランプとこれ繋がる線なのだなーという感じがはっきりしました。「なぜブレグジットしたのかわからない」みたいな言及が散々あって、それはこの立ち位置からドキュメンタリーを作るのなら当然のキャッチフレーズだしそこは多少さっ引かなきゃいかんのだろうなーとは思いつつも、しかしそういった実質のない議論が世の中を動かしかねない状況に今世の中があるってことはもうふつーに実感があるわけでなぁ。

あといちいち話の合間に大英帝国の栄光みたいな歴史の言及が挟まってきたりするのはうーんイギリスーって感じ。階級社会がきっちり生きてるんだなーというかんじがしました。