だいぶしんどい。ビル・マーレイびいきのつもりなんだけど全然ノレなくてびっくりする。こういうコメディは時代が違うと全然受け取りかたも違うんだろうし、しょうがないのかしらねえ。最初のタクシー運転手パートは良くてステキだっただけに、だらだら後半に進むにつれて厳しさが増していった感じ。ビル・マーレイもコメディアンとしてあんまりうまく機能していないような気がするんだけど、どうなんだろうなあ。
まあ全体的に気が抜けているけれども、訓練パートはあまりの気の抜けっぷりに仰天してしまったよ。思わず途中でビデオを止めて、『フルメタル・ジャケット』を見始めたのだった。俺のイメージがハートマン軍曹に上塗りされすぎなのかしらねえ。当時はベトナム戦争の記憶も色濃い頃だろうし、このくらいの温度感でやることがどう受け止められたのかって方がむしろ興味深かったりする。
うーんあんまり書くことがないな。印象になる所といえばやっぱりどろんこキャットファイトか。乳首券が発行されただけでもやはりプリミティブな破壊力があるわけだけれども、そこに集団どろんこバトルがあるともうそれだけで観てしまう。でもNetflixのサムネイルがあのシーンなのは解せないけどね。タイトルも「STRIPES」で、マイリスに登録したはずがどこにあるのか全然わからなくて参ったのだった。
