ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

YAMAKASI

 

パルクールの名前を知らしめたアレだけど、作品としてはだいぶどーしょーもないよな。OPのハッタリはちゃんと効いてるし、最初に7人の侍とか名前出してそれぞれのキャラ立てをしているのもイカしてる。さーてじゃあどんなワクワクドキドキがやってくるんだー!? と身構えたら本編がかなりユルユルな出来でウーンどーしてこうなったって感じ。っていうか冒頭でアレだけ期待させておいて、後のキャラの差別化がかなりテキトーっていうのがちょっと信じられない。そりゃあこの尺じゃ7人キャラをきちんと描くのは大変かもしれないけどさー、だったらもっと人数絞ってもいい話じゃん。

それじゃあアクションがすげーのかというと、うーんそんなにちゃんとアクションが撮れてるようには思えないんだよなー。もう少し肉体の動きを見せることに趣向があってもいいのじゃないかしら。ふつーに跳んだり跳ねたりしているだけで、特に面白味がなくて、うーんパルクールじゃなくてもいいんじゃないかなあ。『アルティメット』を見た時はかなり衝撃だった感じがするのだけれども……

あとはナンだ、延々後ろで流れる気の抜けたBGMはまじでどーにかならないのかしらねえ。映像と合わなすぎて本当に萎える。なんとなーくこのくらいの時代の作品に多い気がするのだけれども、私の気のせいかしらん?