ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

すてきな片想い

 

すてきな片想い (字幕版)

すてきな片想い (字幕版)

 

これがデビューなのか。ここから『フェリスはある朝突然に 』まで一連で観たけれども、うーん、やっぱなんで『ゲームウォーズ』であんなに崇められていた監督なのかわからんなー。乱痴気騒ぎの過剰さとかは、あはははこの監督らしいなあと思ったけれども、うーん、アメリカ人だと細部にがはははと笑えたりするのだろうか。バージンロードをラリって歩くとかも、向こうの人にはいかにもなゲラゲラネタだったりするの? まあでもたぶんそういうギャグの辛さが大きく差を分けてる感じがするなあ。便所臭いとかをあるあるで笑う精神で観なきゃならないってことでしょ? いやあ……アジア人に対するネタがあるからってワケじゃなく、笑えないよなあ……

片思いパートに関しては、絶妙にブサイクかわいい主役のあれやこれやはワリとどうでもよくて、想い人の方もおーいいやつだなーと思いはするけれどもこれまたどうぞ勝手にお幸せにって感じで、感情移入の対象としてはやっぱりあの年下ボーイだよなあ。ハッタリ含みでめげずにトライして、ちゃんと(?)ステップアップするストーリーラインは、うーんどう考えても彼の物語って感じがする。そこはとてもよい。

しかし、向こうのティーンエイジの歯の強制の記号性はまじでよくわからんなー。あれどういう気持ちでみればいいのだろうか。