ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラストスタンド

アーノルド・シュワルツェネッガーがこのような位置取りを取ることについての違和感がすごい。トウモロコシ畑を突っ切るシーンで大困惑してしまう。例えばこの役柄がスタローンやイーストウッドだったらこんな違和感はなかったと思う。
それはカリフォルニア州知事から復帰したシュワルツェネッガーが、アメリカという国旗を背負って映画を撮る意見表明だったのかもしれないけれど、やっぱりシュワルツェネッガーに「国境」だの「自分の町を守る」だのがまるっきりに合わないように感じてしまうのだと思う。
無論、映画自体のデキもそんなに良いわけじゃなかったというのがあるのだろうけど。冒頭アレだけ派手な敵の立て方をしたにも関わらず、それがラストの一本橋の戦いまでスケールが圧縮される様が、上手く演出されていないように思った。