「チャック・ノリス vs 共産主義」を見てへーおもしれーとは思ってたんだけど、肝心のチャック・ノリスの映画ってそんなに見てないのよね。スティーブン・セガールとかもほとんど見てないので、一応押さえておかなきゃ、とは思うんだけど……
ほいでこの映画はチャック・ノリスの代名詞なワケね。 キャノン・フィルムズのドキュメンタリーもちょうど見ていたから、あーなるほどこういうノリで作品がつくられていたんだねーと納得。
しかしまあ、映画自体はそんなに特筆すべきところあるか? という感じはするかなあ。アクションもそんなに洗練されているようには思わないし、キャラクター造形も魅力的か? というとよくわからん。まあ時期的に、アメリカはベトナム戦争の傷が癒えていなかっただろうし、そういう中でこういう愛国心に訴える作品がヒットしたというのは、理屈としてはわかるけれども。
まあ、筋書きとしてはそりゃあランボーとか思い出さざるを得ないよね。ロッキーもガンガン愛国心に舵切りするわけで、やっぱり80年代のアメリカの空気ってこういう感じだったんだなーという印象で作品を見終えたのだった。