何じゃこのタイトル。ジャケット。ひでーな。最高だな。
いやー、オレそこそこ映画を見ている自負はあるんだけれども、全然ハリウッドの歴史とかに詳しいわけじゃないこともあって、ここら辺の経緯ってスッポリ抜けてるんだよなー。キャノンフィルムズとか名前知ってたら絶対覚えてるもんなー。
チャック・ノリスとかジャン=クロード・ヴァン・ダムを考えると、これ絶対歴史的な影響力がめっちゃあるはずなんだけれども、そこがスッポリ歴史から抜けちゃうタイプの立ち位置ってことだよなー。その上ロバート・アルトマンとかゴダールとかにも出資してたわけでしょ? いやー、抜けちゃうのはもったいないよなあ。とはいえ、本当はここで出てくるような映画を見てからこのドキュメンタリーに当たるべきなんだろうけれども、流石にそこまでディープに追いかける気概はない。『暴走機関車』くらいは当たるべきなんだろうけどなあ……あ、あと個人的な興味から「ブレイクダンス」も見ておくべきなんだろうとは思う。
しかしこれだけ色々やっておいて、結局は映画馬鹿の友情の物語として落とすのはズルいよなー。こういうドキュメンタリー作品って栄光を経て転落以降をどう締めるかがポイントではあると思うんだけれど、あんなラストシーン見せられたらそりゃあジーンときちゃうじゃないですか。ホントズルい。