ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラバー、ストーカー、キラー

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「どんでん返しがあるよ」って先にいっちゃマズイでしょこの話。普通に「あーはいはい、この辺りですでに殺されてる展開だよね」ってミステリ脳が働くと、全然驚けないというか。そういう前置きがなければビックリするのかもしれないけど、身構えさせちゃダメだよ。

いやまあしかし、そういう見せ方にしないと全然ヒキがないというか、「えーなんでこんな普通のストーカーの話を見せられてんの?」ってなると思うので、なかなか扱いが難しいのかもしれないなあ。いっそダイジェストで30分くらいにまとめて貰った方がいいのかもしれない。

まあただ後半、真実を推理できている状態で、犯人を罠にかけようとする展開はなかなか面白い。それがちゃんと物証に結びついて犯人逮捕に辿り着いているのもお話としては強いよねえ。

しかし一番面白かったのは途中に出てきた保安官補佐のハッカー君である。自閉症スペクトラムであることをガンガン言って、ソイレントを飲んでいるのには、いかにもステレオタイプという感じでむしろ心配になってしまった。捜査の為に脳腫瘍の手術を延期しているとかも含めて、なんかめちゃくちゃドラマティックなキャラクターで、むしろそっちの方に興味を抱いてしまう話ではあった。