ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アナと雪の女王2

 

いかにもダメなディズニーの続編って感じだなあ。別に元々の脚本がそんなに良いと思っていたわけではないのだけれども、前作には一応それなりの骨子があって、それがある程度社会的にも受け入れられたわけで、その続編がこんなストーリーで本当にいいんですか? って感じ。

一応目先の謎とかどうでもいいどんでん返しとかはあるけれども、ちゃんとした「ストーリー」が全然ないよねえ。あるのは婚約のプロットくらい? エルザも一応、ラストから振り返るとそういう目的意識があって退屈な城から抜けだした……みたいな見方もできるかもしれないけれども、国に対する思い入れの描写がテキトーすぎて、うーんそういう枠組みでハッピーエンドにしちゃっていい話なのコレ? とは思う。前作でちゃんと魔法をコントロールする話をやったはずなのに、それを融和の象徴として国の方で活かせないのは、ストーリーとしてだいぶ腰砕けな感じがするけどなあ……彼氏を置いていくシーンの適当さとか、オラフが死ぬところのスーパー雑さとか、なんか褒めるところが見当たらないなあ。

ストーリー的には、海を渡るシーンが、エルサの心情ともリンクしていて感動的に見えなきゃならない感じはするんだけれども、うーん、そもそもその秘密の探求がそこまで共感できなかったし、映像的にもそこまで……という感じだったので、やっぱり全然乗れなかったです。