ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間

 

東京の東側に住んでるから土地勘があってすげえ説得力がある。横網公園が元々被服廠だったことや、火災旋風が起こったことなんかは色んな本で知っていたけれども、こうやって映像で見せられると説得力が段違い。都市計画の本もちょくちょくよんでいて、震災後に復興計画が色々練られて、道路が整備されたりしたのも知っていたけれども、その前の街並みってのはあんまりピンと来ないもんで、その辺りもめちゃくちゃ面白かった。こないだ、秋葉原駅の原型が今の建物のどこら辺に残ってる、みたいなツイートを見たけれども、ああいうのは全部震災の復興で作られたワケだよなあ。復興小学校なんかもこの後に建てられたわけで、なるほどそういう時代の建築様式で統一されるわけだ……っていうか、煉瓦造りの建物も中身木だったりしたのね。震災で崩れたのかと思いきや、ガンガン燃える洋風建築の映像を見せられるのはなかなか新鮮だった。

しかしまあ、ここまで身近な所の映像を、ふつーにリアルに見せられると、「オレはどう行動するだろう……?」ってのを想像せざるを得ないよなあ。震災で同時多発で火災が起こることを、その場にいたら想像できるだろうか? あるいは、巨大な空き地に火災旋風が吹き荒れることを、想像できるか? いやあ、無理だよなあ。

でもって、東京に住んでれば、そろそろあのレベルの震災がやってくるわけでしょ? いやあ……ほんと、見て良かったですよ。