ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

西部戦線異状なし

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第1次世界大戦を舞台にした映画もなんだかんだ見ているし、でもってそれらがかなりの名作ばっかりなんで、どうしてもそれらと比べてしまうよなあ。やっぱりキューブリックのとる塹壕戦の舞台はあまりの悲惨さにうっとりしてしまうし、スピルバーグはそれにリスペクトを捧げつつさらにドラマティックな戦場を撮ってるし、はたまた戦場の迫力で言ったらサム・メンデスはまさに今風の鉄火場をたっぷり見せてくれたし……

じゃーこの作品では何をやるの? というと、うーんイマイチピンとこなかったな、というところは正直ある。冒頭のあのドキッとする入隊シーンからして、人間性を剥奪される無情な戦場ではあるのだろうけれども、しかしなんかこう登場人物がわりとどうでも良く見えてしまったのは自分が集中できていなかったということだろうか。例えば途中の泥棒エピソードとかも、さすがにちょっとそれは都合の良すぎる展開じゃないか? とか思っちゃったんだよなー。

ってかモノクロの映画、見たのがクッソ昔で印象すら覚えてないんだけれども、ストーリーはどのくらい似ているのかしら? 名作なんだし、もう一度モノクロ版を見てみるのがいいのかもしれないなあ。