ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

シン・仮面ライダー

www.shin-kamen-rider.jp

なるほどなー、樋口さんはがんばってたんだなー。

とにかく観ていて映像の質にムズムズしてしまってダメだった。スクリーンで観たから気になるヤツなのか? 結構エンコードとかの時に出るノイズが激しかったよね? 「あーこれズームしてんだな」みたいな所に意識が持って行かれてしまって本当にダメだった。アレだけ空が入るアングルだと、カラーグレーディングも大変そうだよなあ。

何より一番感じたのは、ゴジラやウルトラマンの特撮としての強みだった。いやもちろん仮面ライダーも特撮ではあるのだろうけれども、スケール感が違うことで生まれる「現実とのリアリティレベルの違い」ってのは確実にあると感じた。これが現実の人間スケールで戦う仮面ライダーだと、どうしても比較対象がマーベルだのDCだののお馴染みのスーパーヒーローになってしまい、するとまあすんなり気持ちよくは見れないよなーこの予算感だと……アクションも、場所を生かした見せ方みたいなのがあんまりなくて、そこら辺もやっぱり予算の問題なんだろうなあ。あと、そもそも人間スケールのキャラクターに感情が乗りづらいシナリオなのも問題なのかもしれない。

ストーリー展開や、女性キャラクターの見せ方なんかも含めて、正直全体的に厳しい内容だったけれども、こういう内容の作品が世の中にあってもいいのかなあ、とは思う。