ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

わが町の映画館 ペルー映画館の記跡

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なんじゃこの映画は。ペルーの映画館の歴史を辿るという理屈はまあわかるんだけれども途中で謎の編集が入ってくるのはなんなんじゃ。まじで謎。急にあんなホラー編集入れる必要ありますこれ? いやまあ入ってなかったらそれはそれでただダラダラ進むだけの話になってしまったかもしれないけど。入ったからといって何かがプラスになったとはあんまり思えない。

確かに時代の変化を記録していて、それはそれで必要なことだろうし、部分部分の細部はなかなか面白いエピソードもあったけれども、しかし全体としてなにか訴えるものがあるかと言われると全然そういうこともなくて、いやホントに何を見れば良いのかがわからず困った。所々メタっぽい演出が入るけれどもあれもいったい何なのか全然わかんないしなあ。

面白かったのは、西部劇とインド映画の推されっぷり。西部劇も、印象に残ってるのはモリコーネの音楽なんで、むしろマカロニじゃーん! みたいな感想になってしまっている。あとインド映画が相変わらず大作という扱いなのもつい笑っちゃうね。それらは娯楽作として訴える力が強いフォーマットを持っている、ということなんだろうなーやっぱり。