ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

殺しのドレス

 

うーん、デパルマは苦手だなー。ここまで屈託なくサイコをやられると、まーそれはそれで面白く……ならねーよ! 「なんで? なんで?」って疑問でちょっとオレは乗れませんでした。マジメすぎんのかしらね自分。でもあの音楽の中途半端な感じとかはさすがにちょっと……

いやまあ途中で主役が交代するところとかまでサイコリスペクトでやってんのかもしれないけれども、しかし思い返すにやっぱり原作のサイコが素晴らしすぎるんだよなあ。あのサスペンスの緊張感はさすがに感じられないよなあ。モノクロであの時代の雰囲気の作品であることも、やっぱり重要だったんだろうなあ。この映像でサイコっぽい編集をやられても「うーんただ不自然……」みたいな感じになっちゃったもんなあ。

かなり頻繁に左右のピントを変える例のアレが使われてた気がするけれども、あれってそんなにやりたいもんなんですかね? 『レザボア・ドッグス』で使われてた例のアレ。この作品ではだいぶ違和感を軽減してあって、そこら辺が腕の見せ所……だったりするのか? いやしかし、それを使って何をするか、ということの方が重要だよなあ。