ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

モータルコンバット

 

ネット上ではなんだかんだ話題になってたけど映画館で見なくて良かった。オレが見たい映画ではない。そこそこ期待していたのでちょっとガッカリしてしまった。

ビミョーに感じた理由は色々あると思うけれども、ザッと思い返すだに一番きつかったのは場所に対する意識の低さかなあ。敵のボスが突然こちらの本拠地にやってくるような段取りのなさがちょっと耐えがたかった。格ゲーだってラストステージには簡単に辿り着けないラストステージの格があるわけじゃん? そういった格を無視して、最強の人物がいきなり雑に顔を合わせて……というのは、オレの望んでいる映画の演出の方法論とはかけ離れているなーと。そういう意味では、場所を生かしたアクションが少ないのもすげえ不満。炎使いが突然明らかに自分に有利なステージでバトルをしたのはさすがに唖然としてしまったよ。普通、あの場所を生かした戦い方をいかに自然にストーリーの流れに埋め込むかが脚本の腕の見せ所じゃん……アレはねぇよ。

あとまあキャラクターの立て方も雑で唖然とするよね。「肺をやられた」みたいな前置きを置いておいてあんな簡単に寝返り許すとか、ふつーに有り得ないでしょ。後々伏線回収するんだろうなーと思ってたら、そのまま雑に死んじゃうし。たぶん原作の設定を置いただけだよね、あのシーン。

自分があんまり殺陣に興味持たないからかもなあとは思いながらも、いやー、ほんとに劇場で見なくて良かったですわ。