うーん、よく見ると美術すげーなー。ラストとか、あの空間で悪人の格を立てるために、あの縦空間を創造しちゃうわけでしょ。アレをリアルの舞台として作るのって、改めて考えるといやーとんでもねーなーと思いました。
映画の方は相変わらずの007で、まあ相変わらずだねーという感じ。このリアリティだったら宇宙に行くのはわかるんだけれども、ちょっとラスボスの立て方は微妙って感じかしら。やっぱり悪役の魅力的な動機を作るのって、なかなか難しいもんだよねえ……
今回はなんと言ってもジョーズ君の再登場が面白いんだけれども、急にあんな三つ編みチャンとカップルにさせるとかもー雑すぎるでしょ。そんなん面白いわ。でも一番面白いのは、宇宙空間で結ばれてふたりっきりのシーンで、三つ編みチャンの乳首が強調されてるところだよなー。こういうところ、当時の娯楽作の基準みたいなのを強く意識させられざるを得ない。美女が出てくるシーンならまだしも、あそこ全く乳首を強調する必要ないところだからなあ。
あと突然「未知との遭遇」が流れてきて「未知との遭遇だよね? たしか……」と映画をストップして調べてしまったのだけれども、むしろあの音程がきちんと記憶に残っていることがすげーよなー未知との遭遇。だいぶ前に1回見ただけなのにな。