ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ラスト・ムービースター

 

バート・レイノルズって名前じゃないけれどもバート・レイノルズを下敷きにしているわけだよね。スタントマンの話が入ってたりするし……事実が下敷きにされているだけズルいつくりではあって、例えば昔住んでた家に行くシーンとか、無理やりスイートに泊まるシーンとか、あと編集合わせて外に連れ出すシーンとか、そういうところは思わず笑顔になっちゃう内容である。

という一方で、全体としてはダラダラしてどーもな……という内容ではあって、過去を振り返るパートと、映画賞のあーだこーだのパートが、いまいち噛み合っている感じがしない。還ってきて突然彼らを誉めたところで、「えー? なんでそういう流れになるの?」という感じ。

いやまあ過去を振り返るシーンで名画が差し込まれて過去の自分に話しかけて反省、みたいな流れを見ると、フィクションと現実を行き来しながら、今の自分に繋げていく……というつくりなんだろうけれども、それと旅のパートナーの問題とか、あと読んでくれた人々の思いとか、そういうところが上手く繋がんないんだよなー。例えばこれ、かつての映画を軽んじていたのが、それにもきちんと意味があったと考え直す……みたいなつくりだったら感じも違ったのだろうけれども。

あとナッシュビルがカントリーの街、みたいな所から知識がないのでそこら辺はどーにかしていきたい。そーかーテネシー州か。いちいちなんか復習していかないとダメだなこれ。