ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

再びカラーでよみがえるアメリカ:ハリウッド誕生

 

ドキュメンタリーを見ていると、ハリウッドの成立、みたいなところはちょくちょく目にすることがあって、果樹園って、あー、「怒りの葡萄」とかでも見たヤツだっけ? スタジオになる前にはピーカンの空が必要だったんんだっけ、とか、ヘイズ・コードの人だ! とか、赤狩りでチャップリンがイギリスへ……とか、色々知識が繋がっていく感が合って良い。というか日本の出来事よりオレハリウッドの成り立ちの方が知識増えてきた感じもするな。

でも第二次世界大戦への協力は、ジョン・フォードしか取り上げられないんだな。フランク・キャプラとか出てもいい話なのかなーと思ったけど、やっぱりジョン・フォードの方が優先度高いんだなーと思った。

面白かったのは序盤でエジソンが絡んでることで、そうかーそもそも東海岸でエジソンがカルテルつくってるからロサンゼルスができるのかー。独立の気質の高さとか、あとリベラルな空気とか、そういうところから出てくるんだなー。めっちゃ納得した。

しかしまあこうやって見ると、端々に人種差別や女性差別に対する取り組みみたいなのがしっかり触れられているし、常に権力との距離感をシビアに計り続けてきた歴史があるわけじゃん? やっぱりポンポさんのニャリウッドの描き方は歪だなあと思うし、めちゃくちゃ違和感があるよなあ……