ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

東京リボーン 第6集「国立競技場 試練のスタジアム」

 

先日文春のリークがあったけれど、これどう考えてもボツになった開会式に繋がるために立ち上げられた企画って感じだよなー。最終回国立競技場にしてさあ……まあ、色々あったのだろうけれども、こういうきっちりとした計画が色んな権力の横槍によってめちゃくちゃになってしまう……というのは普通にしんどいですね。つらい。

まあ半分文春のリークの話になっちゃうんだけれども、この番組もきちんと過去のレガシーについて振り返るパートが入っているわけじゃありませんか。丹下健三の代々木競技場と、そこから別の競技場に繋げる構成とか、うんうんわかってるわかってるって感じじゃないですか。結局64年のオリンピック以後に空白となってしまった都市の物語を、どうやって現在に結びつけるかっていうのがテーマの話のはずで……

まーでもそういう意味では突然金田がSDGsとかに目覚めちゃう尻のまとめ方はどーだって感じがするけどね。そもそも東京オリンピックは都市計画を食い潰したみたいな側面が合ったイメージで、するとそこから生まれた東京オリンピックはまさに「欲望の赴くままにアメーバ状に広がって行く東京」の象徴だったはずで……東京リボーンのシリーズを通して印象に残ったのは、実はそういう無秩序な拡大によって生まれた歪みの修繕に人々が追われているパートだったりもする。いやまあそこを見れば確かにAKIRAがテーマで良いのかもしれないけれどもいやしかし本当にそれでいいのか? うーん……