ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

東京リボーン 第1集「ベイエリア 未来都市への挑戦」

 

一応テレビで録画してみてはいたのだけれども、きっかけがあってNHKオンデマンドでシリーズを見直すのだった。

まあちょっとAKIRAを持ち出す気恥ずかしさみたいなのはあるよね。っつーか未来を語るはずのテーマなのにこんな懐古主義なきっかけでいいんかーい! みたいな。まーハッタリとして魅力的なのはわかるんだけど、今更高度経済成長期の延長線上のサイバーパンクなノスタルジーベースに東京を語られてもなー……現に内容全然AKIRAじゃねーしなー。

というイチャモンはとりあえず置いておいて、ドキュメンタリーとしてはふむふむなるほどなーと感心。巨大建築物の現場って覗く機会がないから、こういう見せ方をされると超おもしれー。ちょうど今完成する頃なんで、んじゃーちょっと見に行くかーって興味が湧く。

一方で、うーん「ベイエリア」っていってるのに各個の現場レベルでの彫り込みになってしまうのは日本っぽいよなーと思う。っつーか序盤から湾岸部の都市計画を匂わせるようなつくりになってたじゃーん。団地と京浜工業地帯の関係とかにも触れてあって、そこらへん明らかに意識がないわけじゃないと思うんだけど、実際映像作品としてみるとそこら辺が全く印象に残らないのはもったいないよなー。住人が高齢化していく団地と一期に人口が増えるタワーマンションの対比とか、もっと彫り込んで欲しいよなー。台本かどうかわからないけど「宝くじに当たった」ってワードが飛び出してるんで、意識がないわけじゃないと思うんだけどなー。