ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

東京リボーン 第4集 巨大インフラ 百年残す闘い

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まあ今東京をテーマにとると、持続可能性に焦点が当たるのはごく当たり前のことだと思うんだけど、それにしてもなんつーか全然リボーンじゃねぇな……金田がバイクで変なモノローグを口にする度に、AKIRAをバックグラウンドに敷いたことの歪みみたいなのが吹き出してくる感じ。あのキャラ別に首都高の恩恵とか受けてる側の立ち位置じゃないんじゃないですかね……まあどうでもいいけど。

しかしまーまさかこんな地味な話になるとは思わなかったなー。保守点検のために足場をつくって……ってめっちゃいい話だけど、この立て付けでやる話じゃないでしょ。どっちかっつーとプロジェクトXでしょ。あー、そういう意味では煽るナレーションも悪くないのかなー。でもなあ、都市をテーマにドキュメンタリーを描くとき、誰か個人の活躍へと焦点を当てすぎるのはホントよくないと思うんだよなー。現場の職人のがんばりばっかりが強調されて、その向こうのグランドデザインを描いている人間中心に据えられないのはマジでどーかと思う。

首都高日本橋を地下に変更するところとかさー、景観との兼ね合いでふつーにもっと色々観点があったところじゃん。そっちの方をどーして惚れないのかなあ。ベイエリアで団地のコミュニティとタワーマンションを描いてたときは、そういう視点ガンガン飛び出すと思ったんだけどなー。回が進む度に、うーんその視点で良いの? って疑問が湧き上がってくるシリーズでありますはい。