ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

世界サブカルチャー史 欲望の系譜 「アメリカ 幻想の70s」

 

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さすがにこのレベルの映画なら全部見ている。逆に言うと、自分レベルでしか映画を見ない人間でも、アメリカのサブカルチャー史を概観するようなものに触れられているんだなあという驚きがある。っていうか『サタデー・ナイト・フィーバー』とか内容とかもほとんど忘れてるくらい前に見たんだけど、それでもこの番組で触れられているような空気だったよなーというのはしっかりおぼえているもんだね。

それにしても不意を突かれたのは「YMCA」で、ヴィレッジ・ピープルがゲイコミュニティに向けたバンドとして企画されたみたいな話はなんとなく知っていたものの、今PVを合わせて見ると「あー本当に色んなものが種まきされてるんだなー」という感じ。歌詞の内容も合わせてめっちゃジーンときてしまいましたよ。最近こういうのに弱いね。

あと『ロッキー』と『ディア・ハンター』のどちらもペンシルベニア州が舞台になっていたとかいうのも大変面白いなー。っていうかフィラデルフィアってペンシルベニアなのか。もう少しそういうアメリカの地理の精度も高めていくかー。

歩行者天国が環境対策みたいな捕らえられ方されていたのも「えー?」となった。70年代、日本は高度経済成長期があって、そこらへんの兼ね合いで環境問題に意識が行かなかったみたいな話を聞いたけど、アメリカではそこら辺スピリチュアルな流れとともにあるんだろうなー。なるほどなー。