ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ハワーズ・エンド

 

ハワーズ・エンド(字幕版)

ハワーズ・エンド(字幕版)

  • 発売日: 2020/11/04
  • メディア: Prime Video
 

うーん、名優勢揃い! こういうヘレナ・ボナム=カーターを見るのは新鮮だけど、よく考えたらまあこういう役にあいそうだよねーと思った。しかしフォスターとかあんまりわかってないので、いきなりOPからうーん大上段! という感じではある。

階級同士の衝突を主人公たち視点でやっていて、そこには学問に対する信頼みたいなものが厚く感じられるのだけれども、それにしても上流階級は安易に酷い人間として書きすぎだし、下流階級は安易に不幸にさせすぎじゃないかなーという感覚は正直ある。まあ娼婦が再会する偶然性含めてそこはこだわってもしょうがないところなのかもしれないけれども……あと下流を描くときに線路の側というのは産業革命でなるほど! という感じだけれども、娼婦っつー記号化が限界なのかしら? という感じはする。ロンドンってもっと描くべきところあるんじゃない? みたいな感じには今の視点からすると感じちゃうよなあ。

まーそれでもあれですね、手こぎボートのシーンが素晴らしすぎてね、最高でしたね。ふたりで後ろを向いて漕ぐし男性の方が強く漕げて進路が変わるし……からの、茂みに入ってラブシーン! うーん、素晴らしすぎましたわ。