ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウェブ×ソーシャル×アメリカ

 

 

wired.jp

Wiredのこの連載が面白くてちょくちょく読んでいて、この人他にどんな著作があるの? と思ったら結構Web系の本が多いのかーってか興味が湧いたんで読み出した。

いやー、後半に行けば行くほどとりとめのない本だねー。前半は個別のエピソードがしっかりしていてなるほどハッカー文化の源泉はここかみたいなのが歴史的事実から導いてあってホエー面白いなーって感じだし、そこら辺にアメリカの建国からの歴史を絡められるともう納得せざるを得ない。GoogleとかAppleとかの思想の違い……みたいなところでは結構とっちらかってきて、でも最後の未来予測が絡んでくるあたりはずいぶん読み飛ばしてしまったのだった。もちろん書いている人の脳内では裏付けがあるんだろうけれども、前提条件が共有されていないのでちょっとふわふわしすぎーというかんじ。まあしかし未来の予測なんてそんなもんだろうしなーと思わなくもない。

そしてまあ何よりもコレが2010年くらいまでのインターネットって感じなのもひとつあるよなー。CAのアレが起こる前の時代、オバマがFacebookを効果的に使っていた時代。今この人がインターネットを捉え直したらどうなるんじゃろーなーというのは疑問なんだがまあそこらへんはWiredの連載読んでいけばそのうち突き当たるだろうな。楽しみ楽しみ。