ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ブレイキング・バッド シーズン5

 

正月休みなので最後のシーズンを一気に。

まあ当然面白かったのだけれども、振り返って見ると結局家族同士の秘密を5シーズンも引っ張って引っ張って引っ張ったのだなーという感慨があるな。ハンクに秘密がばれる辺りがやはり構造的には一番の山場なのだけれども、まあこれだけ丁寧に積めばバレたときの破滅もそりゃまあ面白いよねーという感じ。

一方ジェシーとのドラマとしては、シーズン4のラストが見事に話に緊張感を付与していて、うーんやっぱりあの話は大変良くできていたなーと思う。ジェシーの軸とハンクの軸が絡まってウォルターと対峙するのだから、まあそりゃわくわくしないわけないよねー。

あと単話のエピソードもかなり気が利いていて、最終話とかの金をどうやって渡すのかという解法とか、そういう処理は見事だなーと思う。ちゃんと復讐するのか? のミスリードになってるしねえ。飛ばし屋をあの印象的な場所で情報省略したり、うーんうまいなあと思うところが多々ありました。

しかしまあ、ガスを倒してからどうやってホワイトの格を上げるか、という問題にこうやって対処するのかーと感心しましたね。最後までハイゼンベルクとして「うわめっちゃカリスマ」と思えるシーンは少なくて、弁護士に凄むシーンとか「え? そこまでかな?」と思わなくもなかったけれども、まあしかしそういう立て付けになってること自体には異議無し。

あとはもうちょっと息子&娘を上手く使ってあげられたらなーと思う。スカイラーのドラマはなんだかんだいいところに落ち着いたしね。