ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

マッド・ドライヴ

 

あーこの人よく見るな……と思ったらニュークスの人か。やっぱりどこか神経質なところがあってイイよなあ。スーパーマンでも、結構人間くさいところが出てて、好き。

なんだけれども、この映画の主演としてはどーだったんだろうなあ。もっとマッドなキャラの方が良かったんだろうけれども、どうもいまいち振りきった感じがしない。演出のせいもあるのかしらねえ。「次はコイツ何をするんだ?」みたいな緊張感が欲しいよねこの役には。ドラッグもあんまりうまく機能している感じはしないし……そもそも冒頭のションベンがそこまでビックリしなかったので、撮り方の問題もあるのかなーとは思う。

ストーリーもそんなに驚きはないというか、殺人やら脅迫やらは想像の範囲内に収まってるよなー。刑事のサスペンスも、まあ一応サスペンスなんだろうけれども、いまいち緊張感に欠けるというか……あの突発的な犯罪で捕まらないのはどーなんだって感じ。いや、そもそもあの犯罪によって得ることができた利益そのものが、そんなに大きく感じられないのも問題なのかしら。

ブリットポップ、というか当時の音楽業界への期待が大きすぎるのかなあ。イギリスの音楽関係者なんて皆もっとヤバいことやってるに決まってるって思い込んでるし……ケミカルが何度も聴けたのは大変良かったですけど!