ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アウトブレイク

 

アウトブレイク [Blu-ray]

アウトブレイク [Blu-ray]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray
 

はずかしながら初めて見たのだった。まーコロナがこういう状況だし見ておかねばならんとは思っていた。

まず何よりもケヴィン・スペイシーがそんなんでいいの!? というのが超疑問。いやまあ大物揃いの中だしキャリアでいうとまだそんなに……の頃なのかも知れないけれども、中盤で呆気なくドラマもそんなになく死んでしまって私ビックリしましたわ。

ウイルスの本をちょうど並列して読んでいるのだけれども、これは多分エボラ出血熱をベースにして考えられてるよねー。潜伏期間が短く発症後すぐに死にいたるみたいな性質がキーになっていて、そうじゃなかったらこれほど早期に感染源が特定されることは不可能だしロックダウンもできない、と。

爆弾落として解決! というのはいかにもアメリカだなーとは思ったけど、町から脱走しようとする市民が描かれているのにもアメリカだなーと思った。主人公たちが軍の看板で独立して行動するのは、まあ、エンタメのために仕方ないのかなーと思わなくもないけれども、市民がああやって外に出てバンバン車を叩いたり脱走したりしてしまうのは、合衆国憲法の国だなーというかんじ。

しかしなー、これ主人公がダスティン・ホフマンというのがこの映画の難しさを象徴してるよなー。トム・クルーズだったらヘリも自分で操縦してガンガン問題解決しちゃうんだろうけどなー。この筋書きでテレビをハックする展開を納得させられる役者って、うーん、思いつかないぜ……