ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ゲティ家の身代金

 

ゲティ家の身代金 [Blu-ray]

ゲティ家の身代金 [Blu-ray]

  • 発売日: 2018/09/28
  • メディア: Blu-ray
 

しぶー!  シンプル! そしてこれどこまで現実に基づいてんの?

マーク・ウォールバーグの立ち位置の中途半端さ&突然の翻意は謎だったけれども、その他は大変見応えのあるやり取りで、ちょっと長尺かなーと思いはするものの大変楽しく見ることができました。母親の息子への愛情も大変良かったけれども、義父の複雑な感情も大変よく演じられていたのではないかしら。っていうか、あー、クリストファー・プラマーってケヴィン・スペイシーの代役だったの? いやーそれは災い転じて福、なのかしらねえ。

テーマはシンプルに金とそれに変えがたい価値とは何かみたいな話だと思いますが、あの土産物のエピソードが格別に印象に残りますね。あれを単なるブラフ・交渉と考えてもいーっちゃいいんですけれども、交渉のないところで狂言誘拐と考えた義父が身内にどのような思いを吐露してたかとか考えると、まあ自分の影に怯えている感じには思いますよね……

しかしまあさすがにラストにああやって殺しちゃうのは、まーわかるんだけれどもやりすぎって感じがしましたね。あんなピカピカフラッシュまで焚いちゃって。聖母購入の時に交渉に失敗して言い値で買った辺りはまあ大変憎い演出でございましたね……