ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

最初に父が殺された

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カンボジアのクメール・ルージュの話。ベトナム戦争のドキュメンタリーも見てたからまあなんとなくわかる感じ。

それにしてもこの映画のないようであのラストの締め方はどーなんだ。いやまあもちろんアメリカはひでーし責められて当然なのはわかるんだけれども、しかし映画の中で大概ひどく描かれているのはクメール・ルージュであって、それなのに突然ラストにあんな感じでアメリカの反省みたいなの差し込まれるとホント自分が好き感がでてしまってどーもなーと思う。この少女の目から見たらただ翻弄される弱者視点になるわけで、それにわっかりやすい政治的主張がどーこーみたいな解釈くっつけんの逆に不誠実な感じがするんだよなー。

大体こういう視点から描いたらそりゃちょっと反論不可能ないい話にはなりがちで、じゃあそれが映画としてまとまった作りになっているのかというとあんまりそういうふうにも見えないのはどーなのかなーと思う。現実の出来事から上手くテーマみたいなのを引き出せていないように見えるのは、オレの見方がわるいのだろーか。

っていうか監督がアンジェリーナ・ジョリーなのか。監督作品も既にいくつかあるのね。知らなかった。