ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

コンカッション

 

コンカッション [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

コンカッション [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

 

まあ視点がアメリカにやってきたナイジェリア人医師なんで当然といえば当然なんだけど、もうむっちゃくちゃアメリカンな映画でありますね。アメリカを今の地位に押し進めてきた原動力は科学なんだなーと思わされる一方で、それに拮抗するほど国に根付いているのがアメフトなんだなーと。NFL側の医師が「なぜならアメフトはクッソ面白いからだ」と人々の欲望を代弁するのが本当に面白い。そういう意味では、アメフトを理解していなかった異邦人が、アメフトを通じてアメリカのジレンマを実感していく話でもありますな。

しかしこれだけアメリカンな映画の中で、FBIがいとも簡単に法を濫用して主人公を追い詰めていくのが本当にゾッとするわ。この映画だとそこまで重視はされていないテーマだけど、一番ヤバいのはアレだよね。っつーか、あの言いがかりレベルであんな風に追い込まれるなら、法の制定でいくら神経を張り巡らせてもどーしょーもないよなー。権力怖い。さすがアメリカ。

しかしオレ「スティラーズ」って名前が出た時点で「あーピッツバーグだ」ってすぐに都市が分かったんだけれどもこの知識は一体どこからやってきたのか。映画の中でアメフトの影響力が余りにも自明のことになっていて、鋼鉄の街という知識を持ってなければ、アメフトびいきな人間の実感を軽視しすぎたんだろうなーとは思う。序盤のホームレス状態でアンモニアを吸うあの寂れた感が美しすぎてなあ……