あーこれちょーおもしれー。
こないだGHQの本を読んだとき、なんでそんなに沖縄にページを割いたのかがいまいちよくわかんなかったけど、あーなるほどこりゃ納得だわ。だって沖縄とそれ以外じゃ全然待遇違うじゃないですかコレ。そりゃまあ比較も含めてきちんと記述するべきところよねえ。
沖縄ってなんであんなに住民運動が盛んなのか謎だったけれど、この映画観ればそりゃ納得するわねー。もちろん運動を煽るような立ち位置で撮られてはいるから、視点を多少さっ引かなきゃならんのかなーとも思わなくはないけれども、しかしまあ実際アレだけの人間が集会に参加しちゃってるわけでねー。あとGHQによって参政権が奪われるところまで行くような出来事があったとか、いやふつーにこれ民主主義国家としてきちんと抑えておかなきゃならないところだよなー。
あと強く感じたのは「現在」に強く結びつけなければならないという意識で、しかしそれって逆に現代と過去に距離ができてしまっている現状の裏返しではあるんだろうなー。沖縄に縁のなかった自分が全然知らなかったのもアレだけれども、しかしデモに参加している人たちがみんな結構年配なのが印象的だった。
いやー、コロナのタイミングっていうのもあるけれども、「自分たちは何者であるか」という自己認識を行うべきなのだろうなあ。