ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

天国から来たチャンピオン

 

天国から来たチャンピオン (字幕版)
 

そ、そ、それでえーんかーい! 色々突っ込みどころが多くて、しかしまあ映画全体の基調となってるゆるさみたいなのがそのヘンテコ加減を許容している感じ。スモークもくもくの謎空間で目覚めたら、手違いで死んじゃっててあーゴメンゴメンみたいな雑な導入。ってか何で飛行機乗るの? 大富豪となって生き返っても目指すのはアメフトのワールドチャンピオンとか、よーし行ける! と思ったら雑に死ぬとか、挙げ句スーパーなタイミングで死んで入れ替わってハッピーエンドとか、いやまあ普通に考えるとあまりに行き当たりばったりでなんとも納得できないはずなんだけど、理屈なんてそもそも主人公が生き返ってる時点でどーでもよくなっちゃってるわけで、流れでハッピーエンドにタッチダウンできれば万事オッケーなのである。なんと素晴らしきスーパーボウル。ラストのふたりがそれとなく運命に引き寄せられて仲良くなっちゃうのもねー、『バタフライ・エフェクト』じゃないんだものね、ちゃんと幸せな結末で締めますよね。

そもそもさ、このジャケットがあほくさいよね。たまらんバタ臭さ。ってかこの絵からこの映画の内容を想像するのってちょっと難しくないですか? チャンピオンっていうからボクシング映画だとばっかり思っていたよ。

しかしなんで土葬じゃなくて火葬なの? 作品中でなんか説明あったっけ?