Netflixで視聴。DVDに日本語あるかどうかはわからん。
まず何よりどんだけ「ベスト・キッド」に影響力があったのかと驚く。っていうかそれに尽きる。っていうかこの英題、「Miyagi」っていうだけで「あーあのキャラだな」ってのがわかるってことでしょ? いやー、すげえなあカラテキッド。そりゃまあしつこく続編も出るしリメイクもされるしパット・モリタの名前もなんとなく覚えてるわ。
次にビビるのが映画に出て来るそうそうたるメンバーで、ブルース・リーやチャック・ノリスは当然のことビリー・ブランクスが出てくるのに笑う。なんだよブートキャンプの人もこんな所に出て来んのかよ。すげー。リアルミヤギマジすげー。
カンフー映画ブームあたりでアジアへの色物的な物の見方があったのはバッチリ描かれてるけど、それが終戦のエピソードと直結して語られるとうおーきっついなーと思うよね。あまり意識してこなかったけど、敗戦して渡米して差別を受けての先にああいう映画があったんだなあと思うとちょっと見え方が変わるなあコレ。
あとはなあ、ここまで名人で先生をやってきた人間が、結婚しなかったことを老年に悔いているのはなんとも響くなあ。やっぱりそこは過ちだったっていうんだなあ。老年期の精力的な活動がそこら辺から裏打ちされるのも大変見所だと思いました。