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ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

アメリカン・ハッスル

映画

 

アメリカン・ハッスル スペシャル・プライス [Blu-ray]

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何はともあれクリスチャン・ベイルの下っ腹で大爆笑する。いやーすごいすごい。そりゃああんなだらしない姿をだらしない格好で撮りたくなるわ、アレ。

ちょっと長めの映画で、映像的に派手なシーンだってほとんどなく、例えば音楽だって終始スーパー控えめなんだけれども、もう全く目が離せない。騙し騙されの話ではあるんだけど、金をだまし取るため……とかいうのよりも、むしろ愛を巡った騙し合いの方が前面に出ているのが最高にエキサイティング。

出会いのシーンでは「え? この人が主演女優なの? あんまり魅力的には思えないなあ……」と思ってた相棒が、主人公の愛を勝ち取るためにFBIと付き合い始めたときはかなりの鳥肌だったのだけれども、それが嫁と対峙するあのシーンの迫力ったらそれに輪をかけてすごい。っつーか嫁の尻上がりに存在感が高まっていく感じヤバイ。マフィア軍団に単身乗り込んでいくあの驚きったら!

しかしまあ表面上のストーリーを引っ張っている「善人を騙す」という構図こそがこの映画のキモで、市長との家族ぐるみの交流が最高に良く描けてるよなあ。どちらかというと破綻のシーンの方が好きで、感情を必死に押さえて殴るに止める感じ、それを後ろの方でじっと家族が見つめている感じ、あのやるせなさが最高に好きです。

いやーぱっと見地味だけど、大変面白い映画だった。