ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

メアリーの総て

 

メアリーの総て [Blu-ray]

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メアリーってメアリ・シェリーか! 当然ディオダティ荘のエピソードも出てくるわけだけれども、あれ? なんかどっかで見たことある? と思ったらアレか、『フランケンシュタイン~禁断の時空~』の記憶か。でもこっちの映画はそんなに湖畔感がなかったな。まあ天気が悪いんだからしゃーないか。

フランケンシュタイン自体の知識は本なんかを読んでちょっとはあるし、『吸血鬼』誕生のくだりなんかも多少は知っていたけれども、いやー、この男女関係のヤバさって史実なんですかね? 「フランケンシュタインの怪物」がああいう精神状態で書かれた話というのは、ある種の納得がある。まあ、小説を女性であるが故に匿名で出版しなければならなかった意味を、怪物と被らせて書くなら、こういうストーリー展開が納得感ある……というのはあるんだけれども、まあそれにしたって彼女の出自やら何やらがしんどすぎやしませんかね。フェミニズムは女性に自己決定権を与えるけれども、それが安易に自由婚姻となって力のある男の食い物にされるなんて、まあこの時代から問題点は全く変わってないし、だからこそ今も語る意味があるってことなんだろうなあ。

しかし前半の展開はダイジェスト感があってどうにも……歴史物はそうなりがちだけれども、それにしても段取り感が強かった気はする。詩のニュアンスがきちんととれてたら印象違うのかしらね……