ケロッグ博士がちょっとカルトっぽくてやべーって話はどこかで聞いてた気がするんだけど、こんな映画が撮られてるなんてなー。
まずは何より欲望と禁欲がせめぎ合ったアメリカって感じ。何より博士の代名詞となってるコーンフレークなんて、大量生産の時代だからこそ必要とされた食べ物なワケで、そこには資本主義の潮流を見ざるを得ないわけだけれども、一方でアメリカは当然キリスト教的な禁欲主義が源流となっている国であって、その鬩ぎ合いがあからさまなくらいビリビリ走っているよなー。
まあ、その鬩ぎ合いだけで一本作られているというか、それ以外の味付けがちょっと雑じゃない? 裸と便を全体にまぶして、肝心の話自体はちょっと雑な感じもする。父と子の関係も、あんな場当たり的に解消されちゃって果たして良いのだろーか? 詐欺被害を受けた男も、なんかこう中途半端な感じになっちゃったしなあ。
それにしても、アンソニー・ホプキンスがセルフ浣腸するシーンはぜひ見たかったぜ! っていうか子どもが浣腸を認知していたのが一番面白かったわ。養子ってことも合わせて、コンプレックスが妙なところで社会と合致しちゃった話だよなぁ……
