ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

虎の尾を踏む男達

 

これが……勧進帳! タモリのアレで聞いてはいたけど、あー、こういう内容だったのね。学びがあるぜ……

大河内傳次郎ってアレか、丹下左膳をやった人か。いやー、やっぱり迫力があるなあ。正直言葉遣いがアレでなに言ってるのか全然理解できない(ひどい)のだけれども、それでもまあ迫力があるのはわかる。全然わかる。また、義経もなるほどこういう演出をするのだなーという感じ。役者の格はこうやって使うのだなあ。

ただまあどう考えてもこの映画はもう一人、強力の榎本健一がいなければ成立しない内容だよなあ。今見るとベタベタだけれども、コメディってのはつまりはこういうことなんだろうなーと思う。っていうか「強力」って最初よくわかんなかったよ。山伏にもポーターがいたとか普通に皆知っているものなのかしら……

ところで先に解説を見たら「ミュージカル」みたいなことが書いてあったんで、いきなり歌い出すんじゃないかとハラハラドキドキしながら見ていたけれどもそんなことはなかったぜ。まあ謎の歌とかは流れてきていたけれども。こういう音楽をのせた演出が新しかった時代があったということなのだろうなあ。