ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー

 

わはははははは。お腹いっぱい。展開とアクションの無理やり加減にゲラゲラ笑いながら、まあでもこいうもんだよねって感じで大変楽しめましたとさ。

しかしまあなんと言っても特筆すべきはアフリカが舞台の中国プロパガンダ映画ってところだよなー。これ見よがしに国旗を誇示しながら、アフリカの貧困や感染症や国連で果たす役割みたいなのをガリガリエンタメに落とし込んでいるのは、うおー文化の成熟ぅって感じがする。日本じゃこのアングルで映画ってとれないよなーとかは思っちゃうよね。

冒頭のアクションとかの無理やりワンショットは何の意味がある? とか、水中でそのアクション意味なくね? とかも思うけれども初っぱなからこのくらいのリアリティでやりますね、という宣言でもあるので納得。途中で「これシナリオのデメリットでしかねーよなー」という感染症の問題が、奇跡の新薬で1発で治って笑っちゃったけど、まあ別にいーよなーと思えました。

あと突然ガルパンが始まってあれは笑ってしまうよな……っていうかガルパンが終わってからのアクションが長いのはマジで謎。あれ以上に盛り上げるのって基本無理じゃねーかな。ってかあそこでアメージング・グレイスって選曲はいったいどーなんだろうか。いやまあ鎮魂としてはアリなのかもしれないけれどもいかにもアメリカってイメージが強すぎてさ……