アフリカは正直どーなの？ って感じでございましたが、このシリーズは悪くないですねー。多忙な大泉さんの出番が少ないとか、シェフ大泉に頼り切りだとか、企画倒れとか尻切れとか、まあ色々あるけれども、しかしそこらへん含めてまあどうでしょうっぽいからいーんじゃね？ という気は正直します。まあ旅で音楽流して感動みたいな雰囲気だけ出すのがシリーズモノの体験として据わりが良いのはわかるけれども、こういうどうしようもない決着の付け方のシリーズもまあ彼ららしくて良いんじゃないかなーと思います。少なくともアフリカみたいな「何の話かよくわかんねぇ」みたいなのはなかった。
まーとはいえしかし、一応大義みたいなのはもう少し強くあっても良かったなーとは思うよなあ。藤村君の目的意識に無理やり言いくるめられる大泉、みたいな形式がもう成り立たないのかもしれないけれども、やっぱりそういう建前と本音みたいなロールプレイがあったほうが機能しそうな感じがする。
しかし藤村君のイビキはホントヤバかったなー。あんなの良く出てくるわ。ああいう奇跡的な瞬間がポコポコ出てきちゃうのはさすがだなー。そういう意味で言うと、最終話で起こった奇跡的なヤツに大泉さんがいないのは本当に惜しまれる感じはしました。
あとどいーでもいいけどNetflixで連続して見るとラストのテロップ芸が飛んじゃうのはこれどーなんだ？ だいぶもったいないよ……
