うへー雑。なのはまあ別にマイケル・ベイだからいいか。というほどマイケル・ベイがきちんとわかってるわけじゃないんだけど。でもまあこれってどう考えても脱出後のLAでのドンパチのヒャッハー加減が最高で、それ以外はわりとかなりどーでも良い感じになってしまっているんじゃないかなー。ラストの潜入捜査とか、え、それマジで要る? みたいな感じは結構ある。状況的にまあそこそこちゃんと転がしてて偉いなーと思うけれども、それが映画としてのカタルシスに結びついていない感じがなー。元の場所に戻るのは良いけど、ホログラム装置を壊すとかそんなのわりとどーでも良い感じだし、そもそもそういう反転攻勢って「逃げ出すときにめちゃくちゃ苦労するから」うおおおお燃えるううって感じがするわけでね。マッドマックスとか……
っていうかそのなんつーか、マイケル・ベイにそういう閉鎖空間ものみたいなつくりがそもそもあんまり向いてないんじゃない? っていうところがでけーよなー。外に出たときの解放感がなんかの比喩になっているかというとそういうわけでもなく……オリジナルへの成り代わりも、えーそんな簡単になれちゃって良いの? みたいな。そもそもクローンをああいう空間でつくるっちゅーのもかなり無理やりで笑っちゃうしなあ……