ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ウィズアウト・リモース

 

Amazonオリジナルなのか。

トム・クランシーの原作で、冒頭こそ中東だけど、アメリカとロシアの対立の狭間でCIAとかが関わって……みたいなことをやっているわけだけれども、うーん、全然面白くないなー。

まず何よりも、こういう映画は主人公のキャラが大事なんだなあと思う。確かにこの主人公も、「妊娠中の妻を殺された」みたいな強い動機付けがあるわけだけれども、そんなん別に今まで何度も見てきた復習の動機なワケじゃないですか。確かに主人公の行動は、組織への犯行をヨユーでバンバンやっちゃったりして、ちょっと驚きはするけれども、それに「このキャラクターならこういう行動をとって欲しい」みたいな共感が全然ついてこないんだよなー。「こいつ頭おかしいんじゃないの?」「リアリティレベルおかしくね?」で終わってしまう。「トップガン・マーヴェリック」だと、似たような状況でも「トム・クルーズだもんな」で共感できちゃうところなんだよなー。

飛行機が墜落して水中で色々やるアクションはなかなか面白かった。でもまあその武器があんまりそのあとのストーリーに繋がってる感じがしない、わりとどうでも良いようなものに思えたのがダメなんだろうなあ。他のアクションはあんまり印象に残んなかったけど、一番大事なところでレオンで出てくるのはさすがにどーかと思うよ。

女性の上司は、自ら戦闘をこなしたりと、なかなか見応えがあって良かったです。