ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ハッピー・デス・デイ

 

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みんなゼイリブ好きね。映画好きの属性ならもうちょい最初から押せば良いのにね。「恋はデジャ・ヴ」知ってるんだったらもうループものの定型知ってるでしょ。「ファイナル・デスティネーション」とか言及しちゃってもよかったのにね。

ラストでテキトーに理屈を後付けしているけれども、1日から抜け出せないのがループのせいなのか死のせいなのかというそれとも両方か、みたいな作品にとって大変重要な部分がサックリ無視されて都合で話が進むので、うーんそこら辺を真面目に見るべきじゃないんだろうなあと思う。思うんだがしかし、だからといってホラー描写が怖いかというと全然そういうことはなく、うーんじゃあこれどうやって見れば良いのだろう。大学生の青春ストーリーとして見りゃ良いってこと? まあわからんでもないのだけれども、ラス前一週のアレがサックリチャラにされちゃって、うーん大変残念だなあと思う。一回性だからこそ生まれる決断の尊さが、どんでん返しをしたいだけのループ構造であっけなく反故にされちゃって、それを構造上回収できていないのはまあふつーに良くないよなー。

あとまあどう考えてもこの主人公がこの日に限ってコレだけ死ぬことには整合性がとれず、真犯人以外の超常的な力が関係していなければならないのだけれども、そういうあたりも全く触れられていなかったのもいやー全然良くねーなーと思いました。