ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
 

え!? と思うくらいエンタメに振った内容でびっくりした。スパイク・リーだからもっと変なことするのかなーと思ったけど、序盤の暗闇での演説の謎の顔カット(あれなんなんだろう)くらいだったよねー思いっきり変なのって。いやでもあの顔カット本当になんなんだろう元ネタがあるのだろーけど。

KKKをテーマにこの監督が映画を撮ったらそりゃ『國民の創生』バチコーン! と来るよねえという感じで、あーここら辺はもう自明なのね。ただスパイ映画ということもあって立ち位置が逆転してる部分があるのが大変面白く、アダム・ドライバーが白人の歴史を学ばせてくれみたいな話をしていたのには思わず笑ってしまった。いや笑うところじゃないのだろうけれども。行動するときに自分がなぜここにいるのかという歴史を学ぶ行動をとったり、それに対するガイダンスが当然あるのって、どう考えてもまっとうなことだよなーと思う。

いやー、しかしこのくらいの塩梅ならいいですね。スパイク・リーってどうしてもこう肩に力が入ってしまって……いやまあようやく自分もこういった映画の内容をサラッと理解できるくらいの基礎知識がついてきたってことなのかもしれませんが。