ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

ドラゴン怒りの鉄拳

 

ドラゴン怒りの鉄拳 [Blu-ray]

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あ、このラスト『死亡遊戯』に繋がるヤツか! なるほどねー。

日本に占領されている時代の上海が舞台で、例によって日本人が悪役のヤツ。『イップマン』でもやってたし、こういう「理不尽な目に遭ってきた我々が耐えかねて暴力で一矢報いる」というのはお話としてわかりやすいよね。その後ストップモーションで閉じられてしまうあたりまで含めて大変理にかなった展開だし、あと何よりこういう話だとブルース・リーの顔芸が生きる。若くして亡くなったという先入観もあるからかもしれないけれども、この人のアクションはやっぱりどこかに悲しみを湛えてないといかんような気がしてしまうなー。

しかしいくら何でも日本人の悪役の親玉が情けなさ過ぎてどうも……そもそも敵役を立てることそのものが反感持たれていたのだろうか。ブルース・リーがダメージ喰らう機会が少なすぎて、殺陣としてはだいぶ緊張感に欠ける感じだよねえ。あとヌンチャクが不思議時空から出てくるアイテムであることがよくわかった。あのヌンチャクの存在感見せられたら、自分でも練習したくなる気持ちはまあわかる。