ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

空とぶギロチン

 

空とぶギロチン [Blu-ray]

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『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』は見たことあるんだけど、あの武器の元ネタになった映画がコレなのね。

なんといってもクロスカッティングが糞面白い映画で、踊りに合わせてバンバン格闘する編集が面白くてたまらん。何の意味があるかはイマイチよくわからないけれども見ていてまあ楽しい。包み隠さぬプリミティヴな編集テクニックが観客にガンガン襲いかかる!

あとはまあタイトルにもなっている「空飛ぶギロチン」という「これって武器として欠陥品じゃね?」としか思えない超珍妙なものを、「いやーこれが襲いかかってきたらそりゃ死を覚悟するしかねーやー」と説得させただけでもうこの映画はオールオッケーなんじゃないかな。序盤のギロチンの立て方が本当に面白い。あと修行パートの大事さも学んだ。

しかし雍正帝ってあんなに悪人として描かれるキャラだったんか、と思ってホコリの被った世界史の記憶漁ったらあー、「文字の獄」とかありましたね。まあ清だから漢民族からは当然色々あったのだろうけど、あれだけキャラを強烈に描いたからには後半でもうちょっと出番があって欲しかったよなあ。