ガチラノ

死ぬほどどうでも良いわ…

続・空とぶギロチン~戦慄のダブル・ギロチン~

 

続・空とぶギロチン~戦慄のダブル・ギロチン~ [DVD]

続・空とぶギロチン~戦慄のダブル・ギロチン~ [DVD]

 

前作とだいぶテイストが違う感じがするけど主役も変わってるじゃん。そしてこのひとあれかティ・ロンって『男たちの挽歌』の人か。言われてみれば確かに顔が同じですなー。

前の作品で「で、雍正帝はどうなったの?」というのが大変気になっていたのですが、続編でここまでしっかり真ん中に据えてもらえるとは思いませんでした。っていうかこれ完璧に雍正帝の映画ですよね。言い寄ってきた部下を突然ダブル・ギロチンの餌食にするのには爆笑せざるを得ない。っつーかアレだけの暗殺者に取り囲まれてもクンフーであしらってしまえるあの力は一体どこから……? 言うだけヤボとは思うんですけど、でもアレだけ修行パートをした空飛ぶギロチンをあんなサクッと皇帝カスタムで使われてしまうと突っ込まざるを得ないというか。

しかし最終決戦がもう映画史上こんなにわちゃわちゃした作品ありました? ってくらいわちゃわちゃとしており、いやーこれどうやってまとめるの? と思ったら最後の無理やりスローモーションでどりゃーうぉーぶしゅー!! という力業で落としにかかって、爆笑止まらないままえーこれはいったいどうなるんだー!! と思ったところで画面に現れる力強い劇終の文字!! いやまあ史実をねじ曲げるわけにはいかないってことでああいうオチもしょーがないのかもしれないけどさー、うーむ……やっぱり『イングロリアス・バスターズ』はふりきって良かったということなのだろーか。